自動売買は「魔法のツール」ではない!デメリットをカバーしながら運用する

「裁量トレードより自動売買のほうが利益を生みやすい」「裁量トレードより自動売買のほうが優れている」と思っている方も多いのではないでしょうか?自動売買は上手く運用すれば利益を生みやすいのは事実ですが、大切なのは「「優れた自動売買システムか?」です。つまり利益を生みやすいシステムと、そうではないシステムが存在するということです。

「自動売買ツールは儲かるのか?」という視点ではなく、「どの自動売買ツールを、どんな風に使うと利益を生みやすいのか?」という視点で考えることが大切です。また、優れた売買ツールであっても相場環境によって利益が出るかどうか変わってくることがあります。

<一時的な異常相場への対応が弱い。システムは同じことを繰り返すだけ>
裁量トレーダーであれば、この瞬間はどう考えても上がる(下がる)可能性が高いと感じる瞬間があります。それは主に人間としての常識というほど基本的な判断が多いでしょう。たとえば「予想より経済指標が悪い」「テロなど経済に影響する事件が発生した」「国がデフォルトの危機であることが判明した」といった相場では、即座にポジションを解消すべきです(買いの場合)。しかし自動売買のシステムは、このような出来事を理解することができません。チャートを通して相場を見てはいますが、チャートに現れるまでは何も起きていないのと同じことなのです。予想通りの相場が継続する場合は利益を生みやすいシステムトレードです。

しかし、想定外の材料が発生すると、判断力がある人間、つまり裁量トレーダーが有利となります。

<システムに任せっぱなしでは勝てない!相場に合わせたシステム選定を>
異常相場にならない限り自動売買は利益を生むのかというと、そうではありません。
たとえば、相場にはトレンド相場とレンジ相場があります。それに伴い、自動売買のシステムにもトレンド系とレンジ系」を使い分ける必要があります。相場とシステムが合致していなければ、どんなに優れたシステムであろうと、利益を生むことはできません。自動売買システムの謳い文句に「どんな相場でもこれ1つで儲かる!」といったものがあれば、そのシステムの採用は慎重に検討すべきです。

<システムを見る目を養おう。過去ではなく、未来で勝てるシステムを>
カーブフィッティング(過剰最適化)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?自動売買システムでは多くの場合、過去の相場のバックテスト結果を強調しています。しかし、そのバックテストの結果が信頼できない場合もあります。それが、カーブフィッティングを行っている場合です。過去のバックテストで重要なのは、未来においてもそれが有効かどうか。しかし現実には、「過去のバックテストさえ優秀ならOK」「システムが売れて儲かればOK」という意識で作られた自動売買システムも存在します。

実は、過去のバックテストが優秀なシステムを作るのは簡単なことです。過去の相場はすでに決定されているので、それに合わせてシステムを組めばよいからです。カーブフィッティングされたシステムを避けるためには「なぜ利益を生むことができるのか?」というロジックの部分がしっかり公開されている(納得できる)システムを選択することが大切です。

自動売買でもやはり「メンタル」が重要。損失と上手く付き合おう

自動売買で最も注意しておきたいことは「負け=損失を出すこともあることを覚悟しておくこと」です。

勝てる=利益を出せることもありますが、その利益は誰かが負担しているゼロ・サムゲームであるのが金融取引の常識です。

儲かることもあれば損をすることもあるのだと自分に言い聞かせ、いかに利益を出す確率を高めていくかを工夫するのが大事です。その確率を高めることに自動売買を取り入れるわけですが、自動売買も確実に勝てる手法ではありません。

金融取引で確実に勝てる手法など存在しないのです。

次に、負けを覚悟してない人も含めて気にかけておきたい点をあげます。

それは「手持ち資金を全て証拠金として入金してしまい、証拠金率いっぱいいっぱいの取引を行わないこと」でしょう。

負けると損をした分を取り戻すための勝負を賭ける人がいますが、それは自動売買の手法を取り入れた投資哲学の逆を行く手法です。

最初から人為的な主観が入り交じっているので、考えられないようなチャートパターンを選択し、わざわざ損を出すための投資を仕掛け、日を置かずして証拠金を入金していってしまい、資産を失っていく場合があるのです。

一方で、初心者に多いケースですが、大勝することをイメージし、目一杯の手持ちの資産で勝負して、大金を手にすることを夢見る人もいます。

約定や最終決済、損切りの確定など、メールなどでお知らせを送ってくれるアラート設定を行っている人がほとんどですが、あまり負けることを考えていない初心者は、最初に少額の資産のみで勝負すると決めていても、負けると次々に相場を張り出して、手持ちの資産を失っていきます。

そして気がついたときには生活費にまで手を出しているなんてこともあり得るわけです。手持ち資金を全て証拠金としてつぎ込む以外に注意すべき点としてあげられるのが「新しい為替のチャートパターンも出てくることを考えておくこと」でしょう。

FX業者の自動売買ツールで選択できる、今後、出現することが考えられるチャートは、ほとんどが過去に出現した例から描かれています。つまり、既成概念にとらわれない為替相場を選ぶことは難しくなっているのです。

1ドル=1ユーロ=100円が相場とつい先日まで語られていました。ところが、世界経済情勢の激変で為替相場は過去に例を見ない局面に入っていると言えます。
ここでFX取引を活用し利益が上げるには、為替のレンジが過去の局面を追うだけでは済まないでしょう。

新しいチャートパターンを取り入れるには、自動売買ツールをグレードアップしなければなりません。が、業者側が用意したツールではそれが不可能な場合が多いのです。

そういった話まで含めて、初心者向け、中級者向け、上級者向けの自動売買を追いかけて、FX取引で極めて高い確率で勝つ方法に迫ってみましょう。



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