FXで自動売買ツールを使うデメリットってあるの?

PCのモニター上に自動売買ツールの画面を表示し、実際にトレードを始めて見た人は例外なく次のように語ります。

「思っていたほど難しくなかった」
たとえば、以下の外為ドットコムが運営するデモトレードのサイトでは、入会金や手数料が無料で実際の口座開設の手続きをしなくても仮想(バーチャル)取引が可能です。なので、興味のある人は一度モニター画面を見つめてみてください。

外為どっとコムだけではなく、全ての自動売買システムを取り入れた業者の取引画面は、まるでオンラインのシミュレーションゲームをしているかのようなのです。

確かに、取引を始めた人が一様に「簡単だ」と言うのは当然のことでしょう。
しかし、実はこの「簡単」の中にデメリットは隠れています。

実際の取引をするとなると、証拠金という一定金額を口座に納め、損が出れば証拠金が無くなる可能性があるだけでなく、追加の証拠金を入金しなくてはならない事態になることもあります。長い期間をかけて蓄えてきた資産を一瞬にしてゼロにしてしまった上に、借金までしなくてはならなくなることがあるのです。

現在、FXトレードの証拠金率は25倍まで。つまり口座に10万円の現金が入金されていれば、その25倍の円建て資産に投資することができます。1ドル=80円であれば、3万1250ドルまでドルを購入または売却することができるのです。

もしも、1ドル=80円で3万1250ドルのドルを購入していて、円高ドル安傾向になり、一瞬にして1ドル=79円になったとしたらどうなるでしょうか?

79円×3万1250で246万8750円の資産価値しかないことになりますから。3万1250円の不足金が生じ、取引を続けるとなるとそれに対する証拠金1250円を追加で入金しなければなりません。追加証拠金が発生する、つまり追証が必要になる事態になるわけです。

それが、まるでゲーム画面の中のようなところで行ったことで決まってしまうのですから怖いのです。

簡単に取引できる、ゲームのような感覚で参加できることが、さして深く考えることもなく、場合によっては多大な損害を出すことにつながってしまう可能性があることが自動売買のデメリットだと心しておくのが賢明でしょう。

トレードを行うまでがとても長い

次にお話をさせていただくのは、自動売買を行えるようになるまでの期間が長いということです。つまり、よしトレードをやるぞと決めてから、実際にトレードができるまでの期間が非常に長いということなのです。なぜなのか見ていきましょう。

例えば自動売買をMT4で行いたいとします。その時に行わなければならないことが、まずはMT4の稼動できる環境なのかどうかを判断しなければなりません。せっかくMT4を導入したとしても、それを行える環境でなければ意味はありませんからね。次に行わなければならないのは、MT4を導入しているFX業者の選定です。全てのFX業者がMT4を導入して自動売買を行えるかといったらそういうわけではありません。それを導入しているFX業者を選んで、そのあとに口座の解説を行わなければなりません。業者によっては口座解説はさっくり終わるところもあれば、時間がかなりかかるところもあるのでとても煩わしく感じます。

そして口座開設が終わったらいよいよトレードができると思いきや、つぎにはMT4の導入を行なったのちに、EAの選定も行わなければと口座を開設してからもやる事は山ほどあります。これらが終わったら次は、でも口座を使ったEAの稼働テストを行わなければなりませんし、その後にはさらにバックテストの実施も待っております。

その後いよいよ終盤となり、VPSの契約を行なって、最後にVPS上で稼働ができるか見ていきます。どうですかとても長い行程でしょう。自動売買を始めるには、これらの行程を終えてからではないとできないという難しさがあるのです。

運用するのにもお金が常時かかってしまう

今一度頭の中に入れて欲しいのは、この自動売買どのように動いているかという事です。そう、パソコン上のプログラムで動いているのです。ということは、パソコンは常時つけていないといけないという事なのです。つまりその間は、パソコンの電気代をかけまくるという事なのです。これはかなり電気代がかかりますよね。自動売買を行う場合は、この事は少なくとも覚悟しなければなりません。

しかし、これはあくまで自宅で全て行う場合の話なのです。普通はレンタルサーバーと契約を行なって、仮想のデスクトップ上で常時稼働させるような体制を整えておきます。レンタルーサーバー側が、これらの電源に関しては管理を行なってくれるので、電源を切っても問題はないのです。こちらの方が、常時パソコンをつけっぱなしにしなくていいのでお得ですよね。

ですがこのレンタルサーバーも無料で使えるというわけではありません。必要になってくるのは、このレンタルサーバーを借り続ける維持費なのです。まぁレンタルとかいているから、もちろん無料ではありませんよね。このレンタルサーバーの維持費はどれくらいかかるのかというと、年間でおおよそ2万円ほどかかります。つまり自動売買を行う場合は、このような出費も頭の中に入れて行わなければならないという事です。





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