レベルや目的に応じたFX会社の自動売買ツールを選ぼう

自動売買を始める前に考えなければならないのが、「どのFX会社で売買するか?」という問題です。FX会社によって提供しているツールが異なるので、口座開設の前にどんな用途で利用するのかを決めておく必要があります。

自動売買ツールから選ぶFX会社は、その用途やレベルによって異なります。自身にあったものを選択することが、自動売買を快適に行なうためのポイントになってくるのです。

売買戦略「選択型」もしくは「自作型」を決めておこう

FX会社によって、提供している自動売買ツールは大きく異なります。それぞれのFX会社が工夫してシステムを提供していますが、どんなレベルのトレーダーにもマッチする自動売買ツールはありません。特に選ぶ基準となるのは、ストラテジー(売買戦略)の「選択型」と「自作型」の2つのツールの違いです。

どちらのツールを選択するかにより、大まかにFX会社が絞られてくるでしょう。売買戦略「選択型」とは、あらかじめツールに実装されているストラテジー(売買戦略)の中から、そのときの相場環境に適したものを「選択」するものです。一方、売買戦略「自作型」とは、ストラテジー(売買戦略)そのものを「自作」して活用するもので、オリジナルの戦略を組むことが可能です。

どちらも一長一短ではありますが、基本的に、初めてシステムトレードに取り組む方は「選択型」、すでにシステムトレードの中級者以上の方は「自作型」が適しているでしょう。どちらのツールを利用するか決めたら、それに対応するFX会社を絞り込めたことになります。

「自作型」ならいっそMT4(メタトレーダー4)を覚えるのもよし

自作型が向いていると感じたトレーダーの方に提案したいのが、いっそのこと「MT4(メタトレーダー4)」にチャレンジしてみることです。売買戦略「自作型」の取引ツールを提供するFX会社は大きく2つに分けられます。世界で最も普及する取引ツールMT4を提供するFX会社と、独自の自動売買ツールを提供するFX会社です。もちろん、独自の自動売買ツールが悪いわけではなく、むしろ使いやすいケースもあります。

が、MT4は、なんといっても世界でもっとも普及するプラットフォーム。MT4でしかできないことも多い上、FX会社を変更した場合、MT4を採用するFX会社なら新たな取引ツールを覚える必要がありません。これが、「自作型」を検討しているトレーダーにMT4をオススメしたい理由です。MT4が使えるFX会社は世界中に存在しますが、国内では数社しかありません。しかし、対応するFX会社は増加傾向にあるため、今後増えていく可能性は高いでしょう。

信頼できるFX会社を選ぼう。自動売買ソフト業者の詐欺に注意

自動売買に対応するFX会社を選ぶ上で注意したいことは、信頼できるFX会社や自動売買ソフト会社を選ぶことです。国内については優良なFX会社がほとんどですが、自動売買ソフト(システム)を販売する会社、海外のよくわからないFX会社の利用については慎重に検討しましょう。

近年、自動売買ソフト(システム)を販売する国内業者から購入すると、海外のFX会社への登録を促され、FX会社に入金すると引き出せなくなるといった詐欺行為が発生しています。もちろん一部のFX会社の例に過ぎませんが、FX業界はお金が動く世界なので「おかしいな」「よくわからないな」と感じたときは情報を集めるようにしましょう。そのような観点から、特に初心者は信頼できるFX会社や、自動売買ソフト会社を選択することをオススメします。

数字に現れない「システムの使いやすさ」や「安定感」も重要

自動売買の魅力に引かれてFX取引を始める人は、大別して次の2つのパターンに当てはまるようです。

ひとつは主観に惑わされ失敗したり、取引が成立しないこともあることから株式の投資から乗り換え(または掛け持ち)を行ってくる人。

もうひとつは、簡単に取引に参加できて、少額の資金で大きな利益を目指すことができると思う人です。

まず、両者に共通して言える自動取引が行えるFX取扱いのある業者の選び方です。それは自動売買ツールが使いやすいものである。そして、業者のシステムが安定していることです。

自動売買ツールが使いやすいものであるかどうかは、利用してみるユーザーの感覚が違ってくるので一概にどれが良いとはここで断言できません。感覚的に使いやすく、機能的に優れていると納得できるかどうかを見極めて選択してみるしかないでしょう。

業者のシステムが安定しているのか否かについては、極めて重要です。業者のサーバがダウンしてしまって、設定した内容通り約定されなかったり、また、ログインできないなどの理由でせっかくの投資のタイミングを逃してしまうこともあります。

このシステムの安定性を知るには、「業者の名前 トラブル」などのキーワードで検索してみて、実際の経験談を調べてみることが必要かもしれません。

FX業者の選び方の中で、先に触れた前者(株式投資から乗り換えた人)の場合は、FXの手数料体系が株式を扱っている証券会社と全く違うことを理解しなければならないでしょう。

FX業者は一般的に手数料は無料、利益はスプレッドで出しています。スプレッドとはドルの売買でスプレッド1になっているとすれば1ドル77.99銭が業者の買いレートで逆の売りレートは80.00円約定値に0.01円=1銭の違いがありますよね。これがスプレッド1なのです非常に安く感じられますが、10万通貨、50万通貨といった大量の資金が流れるのです。スプレッドで広がった部分はドル取引の場合、買い戻しまたは売り戻しをする際には1回の取引で数千円の手数料が発生することがおわかりいただけるかと思います。

FXは手数料無料と銘打っている業者が多いですが、それを真に受けてしまいスプレッド5とかスプレッド8の業者で取引すると、手数料負けしてしまうことにもなりかねません。

先に触れた前者に加え、後者の人にも注意してもらいたいのはスプレッドは通貨ペアごとに違ってくるということです。業者のホームページでは円−ドル取引について詳しくスプレッドが書かれているケースが多いのですが、最近のユーロ安のように初心者でも円−ユーロ取引に参加したくなるような雰囲気ができ上がっていた場合、注意してもう一度円−ユーロに関するスプレッドについて調べてみてください。スプレッドが高めに設定されているのなら、より大きな収益を上げないと実利に結びついてこないからです。

投資の取引初心者の場合は、特に気にかけなければいけない点ではないかと思われます。



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