売買戦略を自作するタイプの自動売買ツール

FX業者が提供する自動売買ツールを大きく2つに分類すると、売買戦略選択型と売買戦略自作型に分けられます。

売買戦略選択型は、ストラテジーを自作するのではなく「選択」するタイプの自動売買ツールです。あらかじめインストールされたストラテジーを選ぶだけの手軽さがメリットです。しかし基本的にストラテジーのロジック(仕組み)は公開されていないため、ブラックボックスのストラテジーを使い続ける必要があります。そのため損失が出たり不調に陥ってもその理由を分析しにくいことがデメリットになります。

そこで上昇志向のシステムトレーダーの王道となっているのが、自動売買自作型。こちらはシステムを「自作」し利用するため、当然ながらそのシステムのロジックを熟知した上で運用できます。ちなみにMT4(メタトレーダー4)も広義の意味で自作型ですが、ここではFX会社が提供している自作型ツールについて解説します。

効率の良い投資手法が簡単に選べることからミラートレードを含めて売買戦略選択型の自動売買ツールのサービス提供が多くなります。が、自らの投資理論を実践したいと考えるトレーダーのうち、MT4によるプログラミングが行えない場合は売買戦略自作型を選ぶ必要があります。

FX業者が提供するツールの中で非常に使い勝手の良い売買戦略自作型を選ぶとすれば、以下の2つが候補として上がってくるでしょう。

マネーパートナーズの「ハイパースピードNEXT」
マネースクウェアジャパンの「トラップリピートイフダン」

上記のマネーパートナーズ「ハイパースピードNEXT」を例に挙げ、売買戦略を自作し、実際に利用するための設定方法を追ってみましょう。

「売買ルールの作成」
テクニカルと条件を設定します。条件は複数の設定が可能で、複数設定をした場合は、それらの条件が全て満たされた場合のみ売買が実践されることになります(データベース検索などを利用する場合のAND条件と同じ)。
また、条件設定で「買い」「売り」「強制決済」のルールを作成しておけば、次のストラテジ構築時に作業の手間が省けることがあります。

「ストラテジの構築」
表示される「買」「売」「強制決済」の欄にそれぞれの売買ルールを割り振っていきます。こちらは「売買ルールの作成」とは逆に、複数のルールが設定されている場合はどれかひとつの条件が満たされれば売買が成されることになります(データベース検索などを利用する場合のOR条件と同じ)。

「バックテストの実施」
このバックテスト機能を実践してみることによって、自らが構築した売買戦略が効率的なものなのか否かも瞬時に調べ上げることが可能です。

「実践」
バックテストで一定水準をクリアしていれば、いざポートフォリオに組み入れます。半年程度運用し、利益が乗っていればシステムが成立している可能性が高いでしょう。

以上が、マネーパートナーズの「ハイパースピードNEXT」の例です。が、その他の自作型ツールに関しても基本的に同じ流れとなっています。自動売買は手軽さが人気の一翼を担っていますが、売買戦略自作型においては上述のような流れを踏む必要があり「めんどくさそう」と感じるかも知れません。しかし実際に挑戦してみるとそうでもないことがわかります。

むしろ、アイデアを忠実に具現化しバックテストで検証することは、システムトレーダーとして満足感を感じる行為です。システムトレードとはいっても、売買戦略選択型の場合はそのロジックすら不明のまま取引することになります。選択型から自作型へ移行すると、「これが本当のシステムトレードなのか」と感じるといいますがそのためでしょう。

ロジックのわからないシステムの選択に四苦八苦するよりは、「身になる」努力をしているといえます。ちなみに「ハイパースピードNEXT」の場合、パソコンをダウンさせていてもFX会社のサーバー上で取引し続けてくれます。コストがかさむイメージのある自動売買ですが、スプレッドも低い上、別途の手数料もありません。通常の裁量トレードにも対応している取引ツールなので、システムトレード初挑戦の方は少しづつ慣れながら移行していくことを検討してみましょう。

自作型はプログラムの知識が無くても、FXトレードの知識さえあれば簡単に設定が可能です。売買戦略選択型では満足できない人はこちらの機能もぜひ試してみることをお勧めいたします。





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